お父さんたちで組織している「おやじの会」は、ほとんどの学校にあると思いますが、姶良小では「思いやりの会」と称して、お母さん方にも門戸を開いています。
さて、写真は重さ22トンもある岩石に彫られた「思いやり」の碑です。本校第2代目の校長、中野博先生の書によるもので、学校沿革史によりますと、この碑と観察池が昭和60年3月24日に完工したとあります。
この碑をつくるために、休みのたびに当時のPTA役員や先生方が山へ入り、石碑に適した石を探し回ったと聞いています。山から運び出すだけでも、大型トラックや重機などが必要で、大変だったと思います。
「思いやり」の碑は人気が高く、図工の時間にスケッチする子どもたちも多く、また、学級の集合写真を撮るポイントにもなっています。
本校のニワトリ小屋には、御覧のとおりニワトリの写真と名前が紹介されています。これは、飼育委員会の子どもたちがニワトリに名前をつけようと、全校児童に募集して決まったものです。
ゾロとブラック、ホワイトは雄鳥で、朝は互いに「クックドゥールドゥー」と鳴き合っています。これらのニワトリたちは、子どもたちに結構人気があります。
ところでこの飼育舎は、本校が開校した翌年の昭和56年3月に、「新設姶良小学校開校記念事業推進委員会」が作ったもので、今年で32年目を迎えることになります。屋根のスレートは黒くなっておりこれまでの歳月を感じさせますが、ブロックや金網などはまだしっかりしています。
これからも、姶良小学校の子どもたちの心を癒し続けてほしいと思うことでした。