キオビエダシャク大発生
これは、学校玄関の前にあるホルトノキです。小さな花がみっしりと咲いています。その花に、羽化したキオビエダシャクがわんさかと群がっています。その数、百に近いでしょう。
ネットで調べてみると、「キオビエダシャク(黄帯枝尺)はシャクガ科のガで、イヌマキの害虫として知られる。幼虫はシャクトリムシ様の外見をし、頭や尻、側面は橙色、他の部分は灰色と黒色の斑模様。成虫は濃い紺色、羽根には黄色の帯があり、この帯が名前の由来。産卵はイヌマキの粗皮の隙間に行われ、10日程度で孵化し約1ヶ月で5cmに成長すると土中に潜り蛹になり、成虫は約2週間で産卵し一生を終える。主にイヌマキの葉を食べ食害を起こす。」とあります。
イヌマキの害虫と思って毛嫌いしていましたが、成虫の命は、セミよりちょっと長いだけのたった2週間と分かり、複雑な思いになりました。